背後の山を借景に滝を引き、
離れや茶室を配した風雅な佇まいは、
夜、ライトに照らし出される姿もまた趣深いものです。
広大な庭園をめぐる回廊を、ゆっくり散策していただけます。
論語にちなんで命名された「依水苑(いすいえん)」は、
かつての文人墨客も愛でた、純和風庭園。
離れ
三朝閣
[sanchokaku]
「三朝閣」は、徳川家第十六代当主、徳川家達公の命名。閑静な客室は、緑濃い庭園と見事な調和を見せています。
戦後、昭和天皇二度目のご投宿の折に、以前を懐かしんで詠まれた歌ものこされています。
※午前8:30~午前11:00の間、見学いただけます。
※現在修復中のためご覧いただけません。
茶室
扶桑庵
[fuso-an]
庭園の中央に佇む茅葺屋根の茶室。
昭和初期 京都の茶室大工:木村清兵衛によって建てられました。
昭和の代表的な茶人である小林一三、土橋嘉兵衛、川喜田半泥子、畠山即翁など。
「扶桑庵」の銘々は江戸千家 家元の川上不白。
※現在修復中のためご覧いただけません。
静寂に息づく緑が、
昔の面影を今に伝えています。